あれは、忘れもしない、ある週末の朝のことでした。いつも通りトイレに入り、水を流したところ、ゴボゴボという不気味な音が…。そして、便器から水があふれ出し、床は水浸しになってしまいました。突然のトイレ逆流に、私はパニック状態。何が起こったのか理解できず、ただ呆然と立ち尽くしていました。しかし、いつまでも呆然としているわけにはいきません。まずは、水を止めなければ!私は、慌ててトイレの止水栓を探し、マイナスドライバーで回して水を止めました。止水栓の位置は、事前に確認しておいて本当に良かったと思いました。次に、管理会社に連絡しました。しかし、週末だったためか、電話は繋がらず…。留守番電話にメッセージを残しましたが、すぐに折り返しの連絡はありませんでした。私は、途方に暮れながら、インターネットでトイレの修理業者を探しました。幸い、すぐに駆けつけてくれる業者を見つけることができ、状況を説明すると、30分ほどで到着してくれるとのこと。業者の方が到着するまでの間、私は、バケツや雑巾を使って、床に広がった汚水を拭き取りました。汚水の臭いは強烈で、気分が悪くなりそうでしたが、とにかく必死でした。業者の方は、手際よくトイレの詰まりを解消してくれました。原因は、トイレットペーパーの流しすぎだったそうです。私は、普段から、トイレットペーパーを使いすぎていたのかもしれません。反省…。業者の方には、修理費用を支払い、お礼を言って見送りました。その後、私は、階下の住人に謝罪に行きました。幸い、階下への漏水はなかったようですが、念のため、後日、菓子折りを持って改めて謝罪に伺いました。今回の経験から、私は、以下のことを学びました。まず、トイレの止水栓の位置を事前に確認しておくこと。そして、トイレットペーパー以外のものは絶対に流さないこと。また、大量のトイレットペーパーを一度に流さないこと。さらに、定期的に排水管の清掃を行うこと。そして、万が一、トイレが逆流してしまった場合は、慌てずに、まずは止水栓を閉め、管理会社や専門業者に連絡すること。最後に、階下の住人への配慮を忘れないこと。トイレの逆流は、誰にでも起こりうるトラブルです。しかし、適切な対処法を知っていれば、冷静に対応し、被害を最小限に抑えることができます。