内装まで含めたトイレリフォームを計画する際、どれくらいの期間がかかるのか、また工事が始まってから完成するまでの流れはどうなっているのか、気になる方も多いでしょう。事前に全体の流れを把握しておくことで、安心してリフォームに臨むことができます。まず、リフォーム会社への相談から契約までの期間は、人によりますがだいたい2週間から1ヶ月程度を見ておくと良いでしょう。この期間に、現地調査をしてもらい、希望を伝えてプランと見積もりを作成してもらいます。複数の会社を比較検討する場合は、さらに時間が必要になることもあります。プランと金額に納得できたら、正式に契約を結びます。契約後、すぐに工事が始まるわけではありません。便器や内装材といった商品の発注と納品に、通常1週間から2週間ほどかかります。特に人気の高い商品や特殊なものは、納期が長くなる可能性もあるため、早めに計画を立てることが重要です。そして、いよいよ実際の工事が始まります。内装込みのトイレリフォームの場合、工事期間は1日から2日間で完了するのが一般的です。初日は、まず既存の便器や収納、壁紙、床材などを撤去する作業から始まります。その後、必要であれば壁や床の下地を補修し、新しい壁紙と床材を張っていきます。内装工事が終わったら、新しい便器を設置し、給排水管を接続します。最後に、換気扇や照明、アクセサリーなどを取り付け、動作確認と清掃を行ってすべての工程が完了です。工事中は基本的にトイレを使用することができなくなるため、その間の対策を考えておく必要があります。近くの公園やコンビニのトイレを利用したり、状況によっては仮設トイレを設置してもらったりすることもあります。リフォーム会社と事前にしっかりと打ち合わせをして、工事中の生活についても確認しておくと安心です。計画から完成まで、トータルで1ヶ月から1ヶ月半ほど見ておけば、余裕を持ったリフォームが実現できるでしょう。